育児も看護師も続けるためのポイント

看護師を続けていては、育児が疎かになってしまっていると思っている方はいませんか?育児は非常に難しいものですが、いくつかのポイントを抑えれば看護師を続けたまま育児をする事も不可能ではありません。

まずは、パートナーに「申し訳ないけれど、育児に関係のない家事を続けることは難しい」としっかりと伝えましょう。
「育児を手伝ってほしい」と要請する前に、育児と仕事に関する事だけを優先するという意思表示をする事が重要です。パートナーが自分でできる家事などは自分で対応してもらい、「仕事と育児に必要なことだけをすれば良い」という環境作りを目指します。また、パートナーが育児に参加できそうだと思ったときには、気持ちよく育児の協力を頼むことも大切です。育児の方針は人それぞれ違うので、パートナーに育児をまかせられないと判断した場合は、そのこともしっかりと伝えましょう。そうすることで、お互いの育児に対する方針が決まり、無用な喧嘩などを回避することができます。

看護師はフルタイムで働き続けなければキャリアが損なわれる仕事ではありません。現在の就労先の勤務体制が育児に向かないのであれば、転職サイトなどを利用して幅広く次の職場を探しましょう。
例えば、日勤のみの就労先や、午前中だけ勤務すれば良い就労先を探します。選ぶポイントとしては、それらの条件に当てはまったクリニックなどの面接を受ける場合に、「育児中だからこの勤務体制を選んだ」という意思表示をしっかりと示すことです。また、残業が難しい場合にも、事前に雇用側に伝えます。そこで双方の希望が一致しなければ、早々に切り上げることも選択肢の一つです。